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Microsoft ACCESS2013のこれから

Microsoft ACCESS2013からADPのサポート打ち切りによって今後の方針や今まで作成済みのシステムをどうするか悩んでいる人は多いと思います。
Microsoftの発表では「ADP をリンクされた Access デスクトップ データベースに変換します。」と簡単に書いてはいるが実際の作業としては、ストアドでかなりの処理をしている場合はVBAで書き直さないといけないし、場合によっては処理の流れも変わってくるのでほぼ新規に近い作り直しが必要な場合もでてくるし処理速度に関しても相当な問題が出てきそうです。

色々と知らべていたらADPのサポートを打ち切ったのは「Accessからネットワーク越しにデータベースを直接操作させるのはセキュリティ上危険だと判断し ASP.NETを使用して全てを IISと SharePoint 2013経由で Webアプリケーション化し、ネットワーク上からデータベースサーバーを隠蔽させたいっていう意図らしい。」といった書き込みを見つけました。

ADPはACCESSの機能の中ではマイナーというか、あまりアピールもされることなく話題になることは少なかったが、知る人ぞ知る便利な機能でいわばアマよりもプロに好まれた機能でした。
そういった側面もありACCESSに関するサイトや資料は山ほどありますが、ADPに関してはそれほどの技術向けサイトはありませんでした。

今回これらADPの打ち切りをマイクロソフトが決めましたが、これからはADPではなくSharePoint 2013を使ってねという割には情報が少なすぎます。
もっとマイクロソフトは使用例や技術情報をだして、有志が沢山の参考サイトや作成例を作れるように導いてほしいものです。

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